昨日は「先月末で住み込みの仕事が契約が終わり。他の住み込みの仕事を探していましたが年齢が59歳で条件が厳しく所持金もない」という相談があった。
大阪の西成でいいならアパートを紹介し生活保護の申請も代行すると説明すると、お願いしたいというのでバスも予約して料金も立て替えてあげたが約束の時間になっても現れず、携帯も繋がらない。
相談者の中にはこういう人物も多い。
駅前で夜行バスを待っているときに怪しげなNPOに声をかけられついて行ったのかもしれない。
たこ部屋のようなところに詰め込んで保護費のほとんどを搾取する悪質な貧困ビジネスは今でもはびこっている。
この人物などは格好の餌食だったのだろう。
いわば自業自得だ
しかしながらこういう団体の「世話」になってろくな事はない。又々どこかに援助を求めて「脱出」を目論む羽目となsる。
これを繰り返して孤独に歳を取る。不義理を重ねて誰からも相手にされない。
しかしながらこういう人物を社会が放り出したら、犯罪は増え、社会の不安定要因となる。
だから何度裏切っても間口だけは閉じないようにしている。こっちの援助や誠意が相手に届かなかったのだろう。
努力しても努力しても不運が続いて生活が困窮する人は実際は多くはない。
むしろ今回のような「自業自得」と言われるケースが多数だろう。
しかし本当に援助が必要なのは、こういうどうしようも無い援助のし甲斐の無い人間なんだろうと思う。
憲法25条の「全て国民は」からはこういう人物も除かれてはいないのだ。