岡行政書士事務所への相談で、知的障害や精神的な障害や疾患を抱えた方の相談も非常に多い。発達障害、適応障害等々だ。
子供の時から親からの虐待、暴力、学校での虐め、社会に出ても不安定な仕事と又々虐め・・・。当然生活は困窮してくる。お金が無く医療機関を受診して正確な診断も治療も受けずに放置されたままだ。身体障がいではないので、見た目では分からない。回りも自分も「ダメな奴」「使えない奴」にしか見えない。市役所に相談して、生活保護を受けるという選択肢さえ知らない人も多い。仮に行っても「若いから働けるでしょう」「まず親族に相談してから」等々の理由で申請さえさせて貰えず絶望してしまう。
こういう相談があると、「よくいままで生きてきたね」と感心してしまう。自分が同じ境遇だったらどうだろう?と考えると想像すらできない。
まず、「大変な中で良くいままで頑張ってきたね」と褒めることにしている。生きてきただけで本当に表彰ものだ。
そして「これからは一人では無い」「何でも相談してね」「一生味方になるから」と声をかけることにしている。ええ格好でも建前でもない。率直な気持ちだ。
彼らが「世間並み」の生活や「幸せ」を手に入れられるかどうかは分からない。しかしいつも寄り添ってあげることはできる。
こういう障がい者や障がいとのグレーゾーンの人はだいたい15%の確立でいるようだ。こういう人を「自己責任」論で放置すれば社会は崩壊してしまうだろう。この人達を包み込むことこそ、人間社会の人間社会たる証左ではないだろうか。